早くも「マルポン」タグ付け多発!東京マルイが本気を出した?新型電動ガンEVOLT(エボルト)とは?
東京マルイEVOLT(エボルト)は、マルフェスで発表された新型電動ガンです。上下分割構造、RSモデル、価格と発売日をまとめました。
2025年11月8~9日に秋葉原で開催された東京マルイ・フェスティバル(通称マルフェス)で発表された新型電動ガン「EVOLT(エボルト)」が話題を呼んでいます!
電動ガンにも拘わらずレシーバーが上下分割することから、同じ構造を持つシステマPTW(通称トレポン)になぞらえ、SNSでは早くも #マルポン ハッシュタグが出現。今後のサバゲー業界におけるゲームチェンジャーとなるのか注目が集まっています。
ちなみに、EVOLTはすでに発売されています。最新情報は後半にまとめました。
まずはM4A1カービンです。オールドスクールな外観が特長です。
次にRS FPR MK4です。M-LOKハンドガードが目を引きます。
メーカー自ら「東京マルイにおける究極のM4」と豪語するだけあり、その仕様についてはかなり気合の入ったものとなっています。当店スタッフも実際にマルフェス2025に足を運びプレゼンや展示を見てきましたので、発表されたEVOLTについてご紹介しつつ、オルガエアソフト独自の所感と今後の予測についても書きたいと思います!
当記事では、東京マルイ X公式アカウントにポストされた公式画像も使用させて頂いております。
こちらはマルフェス2025の写真です。
東京マルイEVOLT発表の要点まとめ
まず結論です。EVOLTは、電動ガンの常識を変える一本です。ただし、専用品が多く準備には知識が要ります。そこで要点を表にまとめました。さらに、詳細は各見出しで解説します。
- 上下分割のテイクダウン構造と、実銃に近い操作を採用
- レシーバーとグリップはリアルサイズ
- 専用のMS・Li-Poバッテリーと、81発の専用マガジンを使用
- M4A1カービンは2025年12月24日に発売済み
- RS FPR MK 4は2026年5月27日に発売済み
| 項目 | 内容 | 出典・備考 |
|---|---|---|
| 第1弾 | EVOLT M4A1カービン | 2025年12月24日発売。90,000円(税抜)、99,000円(税込)。東京マルイ公式発表、HOBBY Watch |
| 第2弾 | EVOLT RS FPR MK 4 | 2026年5月27日発売。120,000円(税抜)、132,000円(税込)。東京マルイ公式、HOBBY Watch |
| 構造 | 上下分割のセパレート型メカBOX | テイクダウンが可能。東京マルイ公式 |
| 電子制御 | M-SYSTEM タイプII | 東京マルイ公式 |
| 動力 | MS・Li-Poバッテリー[スティックタイプ] | 専用品。一般的なリポバッテリーは使用不可 |
| 装弾数 | 81発 | 専用マガジンを使用 |
| バレル | M4A1は14.5インチと11.5インチを交換式 | RS FPR MK 4は11.5インチ固定。インナーバレル長は共通で229mm |
東京マルイEVOLTの特長
東京マルイ製のM4/M16(AR-15)電動ガンはこれまで「次世代」と「スタンダード」が主力でした。次世代MP5の登場により、今後はリポバッテリーや電子制御基板を標準搭載した次世代M4が登場するのかなと勝手に予想していましたが、まさかの新型電動ガンシリーズの登場に驚愕した方も多い事でしょう。
マルイ規格のリポバッテリーや電子制御はEVOLTにとって肝と言うべき要素です。M-SYSTEMリリースの裏にこんな壮大な計画が潜んでいたとは露知らず…。また、それ以外にも多くの注目ポイントがありますので、順番にその特長を見ていきましょう。
まず、EVOLTは「新型電動ガンシリーズ」です。つまり、次世代電動ガンの延長ではありません。特に注目したいのは、構造の刷新です。そして、電子制御とバッテリーも専用になりました。ここからは特長を一つずつ見ていきます。
上下分割式でテイクダウンが可能に!
これまでの電動ガンはギアやシリンダーまで一体型となったメカボックスが主流でしたが、EVOLTではテイクダウンピンを抜くことでパカッと上下分割し、アッパー側のシリンダアッシーとロア側のギアボックスにキレイに分かれます。
この構造自体は既にシステマのPTWやWEのKATANA、AIRSOFT97のC.A.T.、変則的なところではGBLSのDASなど既に存在するものではあり、画期的と言う程のものではありません。しかし、エアソフト業界をリードする東京マルイが上下分割式を取り入れたことには大きな意義があると言えます。
つまり、上下分割自体は新しくありません。ただし、東京マルイが採用した点が重要です。実際、同社の電動ガンは業界の基準でした。そのため、他社の設計にも影響しそうです。
上の写真はテイクダウンの様子です。アッパーとロアに分かれる構造が分かります。
東京マルイEVOLTのアッパーとロアを別々に組み替える運用
そもそも世界初の量産型電動ガンを開発したのは東京マルイですし、PTWやDAS等を除く後発電動ガンは基本的にマルイコピー。EVOLTの成功如何によっては、今後のスタンダードが変わっていく可能性が大いにあります。
EVOLTシリーズでは今後、アッパーのみ、ロアのみの販売も予定しているとの事で、1本のロアに対して近距離用と遠距離用でセットアップを変えたアッパーを2本所持するなど、レギュレーションやフィールドシチュエーションに合わせて簡単な組替えでセッティングが可能になります。
トレポンやガスブロの様なアッパーを組み替える運用スタイルが電動ガンでも実現できるとなれば、これまでよりも気軽に組み替えを楽しむプレーヤーさんが増えることでしょう。
例えば、近距離用と遠距離用で使い分けられます。また、レギュレーションに合わせた組替えも楽になります。ただし、単体販売の状況は商品ページでご確認ください。
写真は分割式レシーバーの全体像です。上下が分かれる様子を確認できます。
リアルサイズとなったレシーバーとグリップ
これまでの電動ガンは、実銃と比べるとレシーバー外形が厚くグリップも太いという違いがあります。これはメカボックスやモーターなど内部に機関部を収めるため致し方ないことですが、リアルサイズで作られるガスブロやトレポンとよく比較されるデメリットです。
しかしEVOLTではこの不満点を解消し、レシーバーやグリップもリアルサイズとなっています。手に取っても既存の電動ガンの様なやぼったさは無く、すっきりスリムになっています!これはイイ!
実際、厚みの違いは手に持つと分かります。特に、グリップの握りやすさが変わります。なお、トレポン使いの筆者も違和感はありませんでした。
こちらはリアルサイズのレシーバーとグリップです。電動ガンらしからぬ薄さに注目です。
東京マルイEVOLTの実物パーツを付けやすいネジ規格
またリアルサイズとなったのは外形だけではありません。アルミの板厚(内側の切削量)もリアルサイズとなっているとのこと。そしてバッファーチューブの接続は実銃と同様ロアレシーバーに直接ねじ込む方式となり、ネジピッチもインチ規格に。アッパーとバレルナットの接続は、現在流通している電動ガン用ハンドガードのことも考慮してか、ミリピッチとインチピッチの両方に対応する規格となっています。
ネジの切り直しをしなくても実物パーツが取付可能なのは、マルイ製品としてはかなり画期的ですね!
つまり、インチ規格のネジが採用されました。ただし、すべての実物パーツが無加工で付くとは限りません。なお、取付前に各パーツの規格を確認しましょう。
写真はネジのピッチを示したカットです。パーツ選びで大切な部分です。
東京マルイEVOLTの角度を変えられるグリップ基部
実物と同じ太さになったグリップですが、内部にモーターが収まると言う基本設計はこれまで通り。強化樹脂を採用する事で薄型化に成功し、モーターのサイズ自体は従来通りとのこと。ただし、基部は角度を変更できる設計(別パーツに交換するっぽい)で、近年流行の角度の立ったグリップの取り付けもできるようになるとのこと。これは熱い!
さらに、グリップ角度は変更できる設計です。一方、モーターのサイズは従来通りです。そして、強化樹脂で薄型化を実現しています。つまり、握りやすさと機能の両立が狙いです。
この画像は公式パンフレットです。仕様の概要を確認できます。
全て刷新された内部システム
トリガーを引くとモーターが駆動しギアが回転。ピストンを引いて解放した圧縮空気でBB弾を飛ばすという電動ガンの基本設計に違いはありません。しかしM-SYSTEM搭載でセンサー制御となったことで、次世代MP5同様に逆転防止ラッチは存在しません。シリンダーアッシーも分かれることから、ギアボックスのメンテナンス性は向上し、カスタムにおける初速調整もかなりやりやすくなっていると予想されます。
そしてM-SYSTEMは次世代MP5から進化を遂げTypeIIとなり、EVOLT用に更なる改良が加えられたようです。
まず、基本の動作原理は従来と同じです。ただし、制御はセンサー式に変わりました。そのため、逆転防止ラッチがありません。加えて、メンテナンス性の向上が期待されます。
東京マルイEVOLTのM-SYSTEMの進化とVer.7.0基板
次世代MP5の基板ではVer.2.0の文字が見られたことから、M-SYSTEM開発の段階からプロトタイプのVer.1.0や小数点以下派生のマイナーチェンジを経たものと思われますが、EVOLTの基板にはVer.7.0とあります。3~6をすっ飛ばしていることから察するに、基板の開発には数々のトライ&エラーを繰り返してきた苦労が垣間見えますね。
リポバッテリーを使用することもあり、電子制御には入念な安全対策も行われている様です。
実際、基板の版数から開発の苦労が見えます。なお、版数の意味は筆者の推測です。しかし、改良を重ねたことは想像できます。
写真はM-SYSTEM Type2の基板です。電子制御がEVOLTの要です。
東京マルイEVOLTのMIMギアと太い軸で耐久性を高める
ギアはこれまで同様ベベルギア、スパーギア、セクターギアの3枚構成。しかしサイズは全くの新規設計となり従来型との互換性はありません。
ギア成形に使用されるMIM(Metallic Injection Molding:金属粉末射出成形)とは、金型に射出成型したグリーンパーツ(金属粉末とつなぎ材を混ぜて成形したもの)に脱脂・焼結・機械加工・表面処理を加えて金属部品を作る手法で、高強度かつ精密な成形が可能とのこと。
軸も従来より1mm太い4mmになり、素材と設計の両面で耐久性アップを図っています。
ここでのポイントは、素材と設計の両立です。特に、軸が4mmに太くなりました。そして、ギアのサイズは新規設計です。ただし、従来品との互換性はありません。このため、ギアの流用はできないと考えましょう。
こちらがEVOLTのギアです。三枚構成の新しい設計を確認できます。
東京マルイEVOLTのスタビライザーノズルとホップ調整
タペットプレートはテイクダウン実現のためロア側パーツとアッパー側パーツの分割形状となり、連動するノズルはスタビライザーノズルという新たな設計に進化。スタビライザーによる平行稼働を実現し、BB弾がチャンバーに安定して供給されることで高い集弾性が期待できます。
ちなみにホップ調整はドラム式で、ダミーボルトを後退させた位置で操作できます。ダストカバーのラッチはリアルサイズではありませんが、ダミーボルトに連動して開きます。
つまり、BB弾の供給を安定させる狙いです。ただし、集弾性は実射で確かめたいところです。なお、ホップはダミーボルトを引いて調整します。
写真はチャンバー部分です。ホップ調整の機構が収まります。
東京マルイEVOLTの新開発モーターEG1000BR
モーターも新開発となるEG1000BRを搭載。ギアボックス内のベベル配置が従来と逆になっているため、モーターは逆回転仕様となっています。
さらに、モーターは逆回転仕様です。そのため、モーター選びは慎重にしたいところです。ちなみに、トルク重視のモーターと筆者は見ています。
この画像はEG1000BRモーターです。新開発であることがポイントです。
実銃の操作をシミュレートしたリアル操作
EVOLTを実際に撃つには実銃と同じ操作が必要になります。手順は以下の通り。
- BB弾を装填したマガジンを差す。
- チャージングハンドルを引いて初弾装填(疑似操作であり、チャンバーにBB弾は入らない)。この際ダミーボルトも連動しダストカバーも開く。
- セレクターをセミ、またはオートに切り替え射撃。ダミーボルトは射撃にも連動する。
- BB弾を撃ち切るとセンサーが検知して動作ストップ。ダミーボルトも後退位置で止まる。
- マガジンチェンジを行い、ボルトリリースレバーかチャージングハンドルの操作でダミーボルトが前進。再度撃てるようになる。
この様に、EVOLTではガスブロと同じく実銃の操作をリアルシミュレートしています。電動ガンでこれを実装したのは東京マルイ製品では初となります。
つまり、ガスブロに近い手順で撃ちます。ただし、チャンバーにBB弾は入りません。そのため、操作の流れを覚えるのが近道です。
| 手順 | 操作 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | マガジンを差す | 射撃の瞬間だけ1発ずつ送る仕組みのため、差しただけではBB弾は出ない |
| 2 | チャージングハンドルを引く | 疑似的な初弾装填。ダミーボルトとダストカバーが連動する |
| 3 | セレクターを切り替える | セミまたはオート。ダミーボルトは射撃にも連動する |
| 4 | BB弾を撃ち切る | センサーが検知して停止。ダミーボルトも後退位置で止まる |
| 5 | マガジンチェンジ | ボルトリリースレバーかチャージングハンドルで再び撃てる |
チャージングハンドルの寸法
チャージングハンドルは可動域がかなり大きくなっておりその辺りもリアルとのことですが、解説を聞くに実物と全く同じストローク量という訳ではなさそう。ただし、寸法はリアルサイズ!実物がポン付けできるかは不明(爪裏面が要加工?)ですが、期待は高まります。
ただし、実物がそのまま付くかは未確認でした。
映像で実際の操作を確認できます。
空撃ちモードとアンビセレクター
尚、チャージングハンドルを5回素早く引くと内部のLEDが青く光り空撃ちモードとなります。ボルトリリースレバー下押しでボルトストップさせ、チャージングを引くと通常モードに戻る様です。安全面の配慮から、恐らく通常モードではBB弾なしで空撃ちは出来ない模様。セーフティーエリアでの事故防止を考えた素晴らしい設計ですね!
更に、セレクターはギアボックスを貫通する仕様になっておりギア連結ではないアンビ操作が可能。クリック感もバッチリ再現!アンビ側のレバー操作もカッチリしているあたり、電動ガンとしてはかなり画期的です!
特に、空撃ちモードは安全面で有効です。そのため、セーフティーエリアでの事故を減らせると考えられます。また、アンビ操作が安定する点も魅力です。
写真は貫通式のアンビセレクターです。左右どちらからも操作できます。
専用マガジンからも本気度が伝わる
EVOLTでは従来型の電動ガンマガジンは使用できず、マガジンも新設計となります。
ワン・バイ・ワン・ローディングシステムと名付けられた給弾システムは、マガジンを本体に差しただけではBB弾を放出せず、射撃の瞬間のみノズルがマガジンのシャッター(BB弾を押さえるパーツ)を直接開閉しBB弾を1発送り込む仕組み。そのためマガジンを途中で抜いても弾ポロせず、チャンバー内に残ることもありません。弾抜き作業を忘れて暴発!みたいな事故が起きない安全面の配慮。これも素晴らしいシステムですね。
ここで、仕組みを整理しましょう。まず、マガジンを差してもBB弾は出ません。次に、射撃の瞬間だけノズルがシャッターを開きます。そのため、途中で抜いても弾がこぼれません。結論として、弾抜き忘れの事故を防ぎやすい設計です。
こちらがワンバイワンローディングシステムです。安全面の工夫が分かります。
インナーエレベーションと81発マガジン
また、マガジンインナーには常に上向きのテンションが掛けられるインナーエレベーションシステムも搭載。経年でマガジンキャッチが削れてきても安定した給弾を可能とします。カスタムパーツなどで誤差の発生しやすい箇所なだけに、これまた有難い設計になっていますね。
マガジンも本体同様リアルサイズとなっており、アウターシェルをスチール製とするSTANAGタイプになっています。装弾数は81発。噂によればリアカン機能もあるとか?
つまり、給弾の安定性を重視した設計です。実際、マガジンキャッチは使うほど削れます。そのため、補正の仕組みは心強い存在です。なお、装弾数は81発です。ちなみに、発売後にリアカン切替機能が確認されています。
写真はEVOLT専用のマガジンです。STANAGタイプの外観が特長です。
専用バッテリーも同時発売!
EVOLTでは新製品となるMS・LI-PO スティックタイプが専用バッテリーとなります。バッファーチューブ内に納まるサイズで、EVOLTへの脱着はテイクダウンをして行う仕様となります。
M-SYSTEMと連動した安全回路搭載バッテリーのため、一般的なリポバッテリーの使用は不可とのこと。スペックは7.4V 800mAhだそうです。
つまり、一般的なリポバッテリーは使えません。そのため、専用品の購入が前提です。なお、電圧は7.4V、容量は800mAhです。
写真はMS・LI-POスティックバッテリーです。バッファーチューブに収まる形状です。
こちらはバッテリーを収納した写真です。テイクダウンして取り付けます。
充電とリサイクルの考え方
EVOLTと同時発売となる様ですが、現在販売中のMS・LI-POセーフティーチャージャーでの充電が可能。単品販売のほかにも充電器とセットになったスターターセットも発売予定です。
MS・LI-POについても補足説明がありましたが、安全回路により発火などの危険性が少ないのが特長。また、JBRC加盟店に設置されたリサイクルボックスに廃棄することも可能で、将来劣化したとき捨てるのに困らないのもメリット。
さらに、安全回路が過充電などを防ぎます。ただし、リポバッテリーである点は変わりません。このため、保管時の電圧管理は大切です。実際、ストレージモードの活用がおすすめです。
写真はMS・LI-POスターターセットです。充電器とのセットで揃います。
ここで、EVOLTに必要な専用品を整理します。まず、本体だけでは撃てません。
| 必要なもの | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| バッテリー | MS・Li-Po スティックタイプ(7.4V 800mAh) | バッファーチューブ内に収まる。一般的なリポバッテリーは使用不可 |
| 充電器 | MS・Li-Po セーフティーチャージャー | 単品のほか、充電器とのスターターセットも案内されている |
| マガジン | EVOLT専用の81発マガジン | 従来の電動ガン用マガジンは使用不可 |
| BB弾 | 6mm BB弾 | 0.2〜0.28gが目安(東京マルイ公式の仕様表記) |
つまり、準備する物は少し多めです。ただし、安全に使うための仕組みでもあります。
もう1つのモデル、EVOLT RSとは?
さて、ここまではEVOLTシリーズの第1段「EVOLT M4A1カービン」についてご紹介してきましたが、実はEVOLT RSという第2弾モデルも同時に発表されました。
EVOLTではオールドスクールなM4A1カービンがモデルアップされていましたが、EVOLT RSは打って変わって現代的なM-LOKハンドガードを搭載したモデルとなります。そして「RS」が意味するところは…
リコイルショックでございます!
つまり、RSはリコイルショック付きモデルです。一方、M4A1カービンはリコイルなしです。なお、HOBBY Watchでも「ショックレスモデル」と紹介されています。
写真はRSのリコイルウェイト部分です。バッファーチューブ内に収まる仕組みです。
リコイルウェイトとバッテリー位置
EVOLT RSでは次世代電動ガンのようにリコイルウェイトシステムが搭載され、BB弾の発射に合わせて疑似的なブローバックを楽しむことができます。リコイルユニットはバッファーチューブ内に収められるため、バッテリーはクレーンストックのスペースに納める必要があります。
実際、公式発表ではウェイトは300gです。特に、POM材のガイドで滑りを良くしています。そのため、バッテリーはストックに収めます。
この写真でバッテリー収納の様子を確認できます。
FPR Mk IVというモデル名
第2弾のEVOLT RSにはFPR Mk IVというモデル名が付けられていますが、FPRはFederal Patrol Rifleの略。アルミCNC成形のハンドガードがGEISSELE SMR MK4 FEDERALタイプとなるので、FBI HRTのあの有名なライフルを意識したのでしょうか。カッコイイですね~♪
つまり、法執行機関向けの仕様を再現しています。ちなみに、ハンドガードはM-LOK対応です。
こちらがM-LOKハンドガードです。現代的な見た目が特長です。
バレル長と刻印の話
EVOLT M4A1カービンではエクステンションバレルの交換で14.5インチと11.5インチの仕様変更が可能ですが、EVOLT RS FPR MK IVでは特定モデル再現のため11.5インチが固定。ちなみに近年ではライセンス問題も厳しいため、恐らくハンドガードは無刻印のままでは?と予想されます。
ちなみに、インナーバレル長はどちらも229mmです。
写真は延長アウターバレルです。交換で長さを変えられます。
尚、刻印の話で言うと、レシーバーは無刻印+セラコートとなる予定。ライセンスの件もありますが、近年ではカスタムで思い思いの刻印を入れるプレイヤーさんも多いためだそう。確かに埋め戻しが無い分、こちらの方が後入れの刻印はキレイに仕上げやすいですね。
特に、無刻印は再コーティングに向いています。そして、後から好みの刻印を入れやすい利点があります。
二つのモデルの違いを表にまとめました。
| 項目 | M4A1カービン | RS FPR MK 4 |
|---|---|---|
| リコイル | なし | あり(バッファーチューブ内に300gのウェイト) |
| ハンドガード | オールドスクールな形状 | M-LOK(GEISSELE SMR MK4 FEDERALタイプ) |
| バレル長 | 14.5インチ/11.5インチ(延長アウターで交換) | 11.5インチ固定 |
| バッテリー位置 | バッファーチューブ内(テイクダウンして収納) | ストック側に収納 |
| 発売日 | 2025年12月24日 | 2026年5月27日 |
| 価格(税込) | 99,000円 | 132,000円 |
東京マルイEVOLTの発売日や価格は?
東京マルイ広報の島村氏も自虐ネタの様に仰っておりましたが、今回の新製品発表では珍しく発売時期が名言されました。日付こそ確定してはいないものの、第1弾のEVOLT M4A1カービンは「今冬」での発売となる予定です。つまり、早ければ2025年12月、遅くとも2026年3月までには発売になるものと思われます。
そして第2弾のリコイルショック仕様EVOLT RS FPR MK IVは、その数か月後を予定。システムとしてはほぼ完成の域に達しており、あとは量産やパッケージ・説明書などの準備を残すのみ、といったところなのでしょうか。楽しみですねぇ。
ここで、発売日は未確定の表現でした。しかし現在は、発売日が確定しています。詳しくは、後半の最新情報をご覧ください。
お値段もバシッと発表され、それぞれ以下の通りとなっています。
- 東京マルイ EVOLT M4A1カービン
価格:90,000円(税抜)
発売日:2025年12月~2026年3月頃 - 東京マルイ EVOLT RS FPR MK IV
価格:120,000円(税抜)
発売日:M4A1発売から数か月後
価格をどう捉えるか
この価格を聞いて皆さんはどう感じられたでしょうか?筆者的には適正…いや近年の材料費高騰や物価高を考えればむしろ安いかなと感じました。
完全に新規で、充実した機能性を誇る電動ガンシリーズを開発したとあらば、お手頃なのではと思います。
例えば、新規設計の機構の多さを考えてみましょう。実際、次世代電動ガンと比べて検討する人が多いでしょう。
【発売後の最新情報】発売日と価格が確定
2025年12月24日に、M4A1カービンが発売されました。価格は90,000円(税抜)、99,000円(税込)です。また、RS FPR MK 4は2026年5月27日に発売されました。価格は120,000円(税抜)、132,000円(税込)です。つまり、前半の発売予定は確定済みです。ただし、在庫は店舗ごとに異なります。購入は当店の商品ページでご確認ください。
| モデル | 発売日 | 価格(税抜) | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| EVOLT M4A1カービン | 2025年12月24日 | 90,000円 | 99,000円 |
| EVOLT RS FPR MK 4 | 2026年5月27日 | 120,000円 | 132,000円 |
ORGA AIRSOFT的所感&未来予想
いや~、東京マルイがここまでの電動ガンを開発するとは正直驚きました。BB弾を装填しての試射はまだ出来ていないため断言はしませんが、プレゼンを見る限り、完璧に近い弾道性能を持っていることは容易に想像できます。
また、カスタムや自身による内部メンテナンスを嫌うこれまでのメーカー姿勢から考えると、色々とユーザーに弄らせる余地を持たせた設計になっていることは少々意外でした。
ちなみに、これは発表時点の感想です。実射の感想は、別記事にまとめました。
そんなEVOLTに1つ、注文を付け加えるとすればそれはレスポンスでしょうか。電動ガンとして考えれば次世代並みかそれ以上か、なかなか素晴らしいレスポンスだとは思います。しかし、7.4Vというバッテリー電圧やトルク重視のEG1000ベースのモーター採用という点に、改善の余地はあるのかなと思います。
ここで、モーターの仕様が逆回転となっていることがミソなのかなと筆者は考えていまして…。ここからは私の個人的な予想となるので、戯言として聞き流してくださいね(笑)
つまり、ここからは筆者の予想です。実際、メーカーの意図は公表されていません。そのため、断定はできません。
ブラシレスモーターへの期待
モーターを従来通りの回転方向とした場合、間違いなく多くのユーザーがサードパーティー製のブラシレスモーターへの交換を実行するでしょう。唯一の改善点であるレスポンスを向上できれば、もはや完璧な電動ガンになると言っても過言ではありません。
それを避けるために敢えて逆回転仕様とし、実はマルイ純正ブラシレスモーターの開発を進めているのでは…と筆者は期待しています。サードパーティー製モーターの参入に待ったを掛け、華々しくマルイ製ブラシレスモーターの降臨!そんな未来を想像してしまいました。もしマルイからブラシレスモーターが出るのなら、そっちを使いたくなりますもんね。
あくまで想像ですのであしからず…!
ただし、あくまで発表当時の予想です。最新の状況は、公式情報をご確認ください。
EVOLTやその他の電動ガンの未来
現時点でEVOLTと競合するカテゴリーとなるのは、既存の電動ガンと、高級機種となるシステマPTWやGBLS DASです。しかし、今まで通り住み分けは続くのかなと思います。
まず電動ガンから言うと、EVOLTは構造から考えれば適正価格とはいえ、決して気軽に買える値段ではありません。そのため、海外メーカーの安価な製品は依然として需要は残るでしょう。しかし次世代電動ガンなどは価格帯も近いため、EVOLTが東京マルイのフラッグシップに切り替わっていくのは間違いないと思います。
つまり、価格帯は次世代電動ガンと近いのです。一方、海外製の安価な電動ガンにも需要は残ります。そのため、選択肢は広がります。
PTWやDASとの住み分け
また、EVOLTがPTWやDASの脅威になるかと言うと、すぐにはならないだろうと思います。現状ではレスポンスやカスタムの幅ではPTWが圧倒的ですし、リアル且つ恐ろしい程のリコイル強度を持つブローバックではDASの右に出るものはありません。弾道性能においてもそれぞれ高いレベルを達成しています。
何分PTWとDASは超高級機種ですので、そこまではお金掛けたくないというプレイヤーにとって、EVOLTは丁度良いポジションに落ち着くと思います。同じ電動ガンであってもそれぞれ特色が異なりますし、EVOLTは価格帯的にも性能的にも、スタンダード電動ガンと高級機種の間を埋める存在となりそうです。
特に、レスポンスとカスタムの幅はPTWが強みです。一方、反動の強さはDASの持ち味です。そして、EVOLTは価格と性能の中間に位置します。
ゲームチェンジャーになる条件
ただし!
先述の様にEVOLTがブラシレスモーター化したり、はたまたサードパーティー製基板の登場で11.1V化やプリコック化したり、圧倒的なレスポンスを手にした瞬間、本当の意味でのゲームチェンジャーになることは想像に難くありません。
まだまだ憶測レベルの話ではありますが、EVOLTは間違いなく今後のサバゲー業界にとって大きな影響力を持つ電動ガンとなるでしょう。早く製品版を手にしたいですね!
特に、レスポンスの向上が期待される点です。加えて、カスタムの広がりにも注目です。実際、ブラシレス化やプリコック化が鍵です。ただし、これらは今後の動き次第です。なお、発売後の実射レビューは別記事にあります。
EVOLT用語ミニ解説
まず、本文に出てきた用語を整理します。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| テイクダウン | レシーバーをアッパーとロアに分けること |
| M-SYSTEM | 東京マルイの電子制御システム。EVOLTはタイプII |
| MIM | 金属粉末射出成形。EVOLTのギアに使われる製法 |
| スタビライザーノズル | BB弾の供給を安定させる新設計のノズル |
| ワン・バイ・ワン・ローディング | 射撃の瞬間だけBB弾を1発ずつ送る給弾方式 |
| インナーエレベーション | マガジンインナーに常に上向きのテンションを掛ける仕組み |
| RS | リコイルショックモデルのこと |
EVOLT購入前のチェックポイント
まず、買う前に確認したい点をまとめます。特に、専用品の有無は重要です。そのため、表で順に見ていきましょう。
| 確認項目 | 内容 | 理由 |
|---|---|---|
| モデル選び | リコイルなしのM4A1カービンか、リコイル付きのRSか | 価格と重量、ハンドガード形状が異なるため |
| 専用バッテリー | MS・Li-Poのスティックタイプを用意する | 一般的なリポバッテリーは使えないため |
| 充電器 | セーフティーチャージャーまたはスターターセット | 専用の充電環境が必要なため |
| テイクダウンの手順 | バッテリー脱着時に上下を分割する | 手順を事前に確認しておくと安心なため |
| フィールドの規定 | 初速や運用ルールを事前に確認する | フィールドごとに規定が異なるため |
| 保管方法 | 使用後は充電器でストレージモードを行う | リポバッテリーは保管電圧の管理が大切なため |
なお、操作に慣れるまでは練習が役立ちます。実際、ご自宅で手順を確認してから現場に出ると安心です。最後に、不明点は当店へご相談ください。
東京マルイEVOLTに関するよくある質問(Q&A)
Q. EVOLTとは何ですか?
東京マルイの新型電動ガンシリーズです。上下分割のテイクダウン構造を採用しています。また、M-SYSTEM タイプIIで制御します。そして、実銃に近い操作をシミュレートします。なお、リアルサイズのレシーバーとグリップも特長です。
Q. EVOLTの発売日はいつですか?
M4A1カービンは2025年12月24日です。RS FPR MK 4は2026年5月27日です。なお、発表時点では「今冬」という予告でした。つまり、現在はどちらも発売済みです。
Q. 価格はいくらですか?
M4A1カービンは99,000円(税込)です。RS FPR MK 4は132,000円(税込)です。なお、税抜はそれぞれ90,000円と120,000円です。
Q. 専用バッテリーは必要ですか?
はい、必要です。MS・Li-Poのスティックタイプを使います。また、一般的なリポバッテリーは使えません。
Q. 従来の電動ガンのマガジンは使えますか?
いいえ、使えません。EVOLTは81発の専用マガジンを使います。
Q. M4A1カービンとRSの違いは何ですか?
リコイルの有無が最大の違いです。RSはバッファーチューブ内の300gのウェイトで反動を出します。また、RSはM-LOKハンドガードです。つまり、反動を楽しみたい方はRSが向いています。一方、M4A1カービンはリコイルなしのモデルです。
Q. 実銃のパーツは付けられますか?
ネジはインチ規格です。ただし、無加工で付くとは限りません。そのため、取付前に規格を確認してください。
Q. 空撃ちモードとは何ですか?
チャージングハンドルを5回素早く引くと入ります。内部のLEDが青く光ります。通常モードでは、BB弾なしの空撃ちはできない模様です。ただし、運用前に取扱説明書をご確認ください。
Q. PTWやDASとはどう違いますか?
EVOLTは価格と性能の中間に位置します。一方、PTWはレスポンスとカスタムの幅に強みがあります。そしてDASは、強いリコイルが持ち味です。























